SAUNA&CURRY URI 京丹後

SAUNA&CURRY URI 京丹後

Category:Graphic Design / Venue / Web Design

Client:SAUNA&CURRY URI 京丹後

SAUNA & CURRY URI 京丹後 は、都市の外側に広がる自然環境の中で、人間の感覚と時間を根本から再構築するための、大規模なリトリートプレイスです。

敷地内には母屋を含む三棟が配置され、それぞれに異なる思想を持った三つのサウナ体験が用意されています。
熱の質、空間の密度、外気との関係性。
同じ「サウナ」という行為でありながら、身体に立ち上がる感覚はまったく異なります。

母屋はこの場所の中心として、人が集い、食べ、語り、休むための生活の拠点。
そこから各棟へと移動するプロセスそのものが、日常から切り離された時間のグラデーションを生み出します。

ここに来る目的は、癒しでも観光でもありません。
回復し、欲し、満たされるという人間の原始的なリズムを、人生の選択肢として取り戻すこと。

URI 京丹後は、回復そのものが目的となる次の時代のための、生き方としてのウェルネス拠点です。

SAUNA&CURRY URI 京丹後 リトリート施設外観

Project Overview — プロジェクト概要

SAUNA&CURRY URI 京丹後は、京都北部の豊かな自然環境の中に建つ大規模リトリートプレイスです。株式会社田中大介は、原始ウェルネス・リトリート事業部とクリエイティブ・システム事業部が連携し、サウナ施設のコンセプト設計、ブランディング、ヴェニュー設計、Web サイト制作を一貫して担当しました。

敷地内には母屋を含む三棟が配置され、それぞれ異なる思想を持った三つのサウナ体験を提供しています。熱の質、空間の密度、外気との関係性——同じ「サウナ」という行為でありながら、身体に立ち上がる感覚はまったく異なる。URI 京丹後は、サウナを「設備」ではなく「回復のための環境」として再設計した、私たちの代表的なリトリート事例です。

SAUNA&CURRY URI 京丹後 サウナ棟と自然環境 SAUNA&CURRY URI 京丹後 母屋とランドスケープ

Approach — アプローチ

リトリート体験の設計において最も重要にしたのは、都市から離れた時間軸の中で、訪れる人が自分の身体と対話できる順序をつくることでした。サウナ、冷浴、外気浴、食、休息、睡眠。これらを単なるメニューとしてではなく、一泊単位で流れる物語として配置し、棟の配置・動線・素材感・光と影のバランスまでを一体で設計しています。

ブランドデザインは、京丹後という土地の持つ静けさと、「ととのう」という行為が本来持っているプリミティブな力を視覚化することに重心を置きました。ロゴ・サイン・グラフィック・印刷物、Web サイトの空気感までを統一し、訪問前から体験が始まる仕掛けを組み込んでいます。食の体験となる CURRY は、回復を完了させる儀式として位置づけ、サウナ後の身体が求めるスパイスと旨味のバランスを軸にメニュー設計しました。

SAUNA&CURRY URI 京丹後 サウナ室内観 SAUNA&CURRY URI 京丹後 外気浴スペース SAUNA&CURRY URI 京丹後 食事空間とカリー

Outcome — 成果と意義

URI 京丹後は、サウナを単発のコンテンツではなく、土地・建築・食・時間の全体体験として成立させた事例です。都市から離れた立地でありながら、あえて訪れる価値を持つ目的地として機能しており、リトリート市場における「熟成したサウナ文化」の一つのロールモデルになっています。この事例で培われた空間設計、動線計画、運営モデルは、その後の URI 東大阪や他のサウナ施設プロジェクトへと受け継がれています。

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